ネパールインターン生の奮闘記

さまざなキッカケから、なぜかネパールに1年間インターン生として活動している「なお」「あかりん」「あまのっち」。わたしたちの葛藤と日々の挑戦。

Eberestbiu

ネパールに来て1週間が経ちました。所感。怒涛。

 

この記事を書いた人

f:id:Everestbiu:20180817144623j:plain

天野翔也(あまのっち):

大阪大学4年 22歳
2018年から9月カトマンズ生活開始。
考えすぎる節がある。人生、迷い羊。

わたしたちの紹介 - ネパールインターン生の奮闘記

本文

9月1日にネパールについてから
一週間が経ちました。

 

正直、

「やっとか。。やっと一週間たったか。」

と思う。

 

今日は土曜日でネパール唯一の定休日。
いい感じのカフェでゆっくりとしている。
ネパールにきて初めて、ほっと1人で物思いに耽っているかもしれない。

 

f:id:Everestbiu:20180908190345j:plain

 

一週間、本当に沢山の人と関わった。

大学生の僕が会うべきではない人のような
とても偉い人にも何人もが挨拶してくれた。

「これからネパールと日本との関係を盛り上げていこう」と。

 

期待されているのはとても嬉しい。

でも少し疲れた。
僕はまだ発展途上なんだ。
まだ吸収したいことがある。
一つの道で行きていく決心はしていない。

 

でも偉い人は信念を持って、
貫いていることがある。

 

ぼくはそんな信念を探している。

 

だから、自分の時間がほしい。
物思いに耽る時間がほしい。
1人で読書してる時間がほしい。
道端でゆっくりチヤを飲む時間がほしい。

この一週間は慣れないこと続きで、
妙に疲れてしまった。

 

次の一週間の目標は
「時間をマネジメントすること。」

 

時間をかけながら、でも着実に成長していこう。

 

では、僕はこのカフェで
1人、考え事でもしようと思う。

 

ネパール渡航日記 - 3ヶ月ぶりの日本語学校

f:id:Everestbiu:20180907185114p:plain

 

 

この記事を書いた人

f:id:Everestbiu:20180829110738j:plain

舛田菜緒(なお):広島大学法学部4年生 23歳         
1年間ネパールでインターンをしていた。
帰国後もネパールに関わる活動を続けている。

わたしたちの紹介 - ネパールインターン生の奮闘記

 ナマステ!

今日は、1年間日本語を教えていた
日本語学校に行ってきました。


▲送別会のときの写真

3ヶ月ぶりでちょっとどきどき。笑

『おはようございます!先生!!』

そんなどきどきも吹き飛ぶ、
みんなの元気なあいさつと笑顔がありました。

なんだかとっても嬉しくなりました。

 

また、驚くほど生徒数が増えていて、
教室が足りなくなっていた!笑

 


日本への留学がどんどんポピュラーになり、
日本語学校へのニーズが高まっていることを実感しました。

正確な数はわからないけれど
町でも、日本語学校、エージェントの数が増えた気がする。

『未来の選択肢を広げること。』

それが日本語教育の大きな意義だと思います。


ただ日本に行ければハッピー、ではない。

言語の壁、文化や習慣の違い...

私たちが海外留学に行くのと同じで(もしくはそれ以上に)、
日本留学にもたくさんの困難が待ち受けています。

海外の日本語学校で働くということは、
単に日本語を教えるだけでは十分ではないと
身にしみて感じます。

日本に行った後のことまで考えて指導したり、
サポート体制をつくったり。

そんなに簡単なことではないと思いますが、
この学校はそれにチャレンジしようとしているのです。

日本人(受け入れ側)とネパールの学校が
密に連携することで初めて実現できること。

私ができることは何だろう?

学生の笑顔を見ると、まだまだ頑張れそうな気がします!!

 

 
 

 

ネパールの誕生日はハッピーのおすそ分け!

この記事を書いた人

f:id:Everestbiu:20180903134106j:plain

福本朱理(あかりん):

東京農業大学 21歳
e-Educationネパールフィールドワークでネパールに初めて渡航
1年間e-Education国内インターンとして活動
現在はIncentive Group of Company農業担当としてインターン

わたしたちの紹介 - ネパールインターン生の奮闘記

本文

ナマステ!21歳ほやほやのあかりんです!

突然ですが、みなさん誕生日にいただいたプレゼントって覚えていますか?
家族?友達?彼氏?いろいろな人からお祝いしてもらうと思いますが、
ネパールの誕生日は日本とは少し違うんです。

せっかくネパールで迎える誕生日!
ネパール式の誕生日を実践してみることにしました!

f:id:Everestbiu:20180907003948p:plain

 

日本の誕生日だと誕生日の人がプレゼントをもらうけど
ネパールではその逆!

誕生日の人が自らお菓子を配ったり、誕生日会を主催するんです。

 

詳しくはこの記事にとってもわかりやすく書いてあるのでぜひ読んでみてください!
nepal-lovers.com

 

私は今回お誕生日を迎える人なので
プレゼントをあげる側。

 

事前に仲の良いネパール人に
ネパールの誕生日ってお菓子配るんだよね??
と確認。

 

オフィスに向かう前に大量のキャラメルとチョコレートを買い込んでいざ出勤!

オフィスに着いて
さあ、配ろう!!
とするも、ちょっと恥ずかしい。。。

 

「私!誕生日だぞ!!祝え〜〜〜!!!!」

って言っているみたいで。

 

なので一番仲の良いディディ(お姉さん)で
まず気持ちを落ち着かせることに。笑

 

 私「今日私の誕生日だからお菓子あげる〜」

 ディ「そうなんだ〜!ありがとう〜〜!良い1年にしてね!ハッピーバースデー!」

 

やってみると
予想外。


わぁぁぁなんだこれ!!!
とっても嬉しい!!!!

 

ちょっと照れくさいけど
チョコ渡せてハッピー☆

おめでとうって言ってもらえて
またハッピー☆☆

美味しそうに速攻チョコ食べてる姿見て
またまたハッピー☆☆☆

とにかくハッピーな空気が溢れてるんです!

 

もうそれからは

「誕生日なの〜チョコあげるあげる〜〜〜」

みたいな感じでチョコ配給おばさんになってました。

 

 

夜は用事があったので
後日、近くに住んでいる日本人を誘って誕生日会を開きました。

f:id:Everestbiu:20180906204445j:plain

ケーキと帽子は用意してくれました!

こんな可愛い帽子いつぶりかな笑

ケーキもネパールのあまあま〜いやつじゃなくて美味しかった!!

忙しい中集まってくれてありがとうございました!

 

とにもかくにも、
ネパール式の誕生日
ハッピーに溢れていて楽しかったです!

 

サプライズとか気がついちゃうタイプの人。

リアクション苦手な人とかは

ネパール式のほうが楽しめるかもしれません。

そんな人は誕生日にはネパールに来ましょう!!!!

 

ネパール渡航日記 - 3回目のネパール!

f:id:Everestbiu:20180904131418p:plain

この記事を書いた人

f:id:Everestbiu:20180829110738j:plain

舛田菜緒(なお):広島大学法学部4年生 23歳         
1年間ネパールでインターンをしていた。
帰国後もネパールに関わる活動を続けている。

わたしたちの紹介 - ネパールインターン生の奮闘記

 

ナマステ!なおです。

 

今日から3回目のネパールです。

意外にまだ3回目。笑

 

久しぶりのネパールなので『ネパール渡航記』と題して
2週間書いてみたいと思います。

 

今回は、この渡航の目的と最近思っていること。 

なんでネパール? 

「なんでネパールなん?」

よく聞かれる質問です。

うーん。

自分でもよくわからないというか、

言葉にして説明することが難しい質問です。

 

「ネパールが好きだから」

「ネパールの人たちが、わたしの周りにいてくれる人たちが
大好きだから」

そんなもんかなーと思います。

それだけ?と思うかもしれませんが、

いろいろ考えますが、結局根本にあるのはそこ。


▼詳しくはこの記事に書いています!

everestbiu.hatenablog.com



 

やっと決断できた

最近、大きな決断をしました。

『大学院に行かない。』

 

大学に入った頃から、マスターまでいく!
という思いがあったのでなかなか決めることができず、
出願もし、勉強もしていました。

勉強をしながら、インターンの仕事もして...

もやもや。

あるとき、母親と話していて気づきました。

「自分は決断するのを逃げているだけ。

自分で決めなきゃ。」

 

親が反対するかもしれないから。

親は大学院に行ってほしいと思っているから。

それを言い訳にしていました。


「今行けるなら、飛び込んでみたら?
だめになったら帰ってきたらいいんよ。」

母親から言われた言葉です。

この言葉で、目が覚めた気がします。


人と違う道を歩くのを
今更ながら怖がっていたんだと思います。

もちろん、家族は心配はしていますが

それよりも、私がやりたいことを応援してくれていて
本当に感謝しています。

 

いざ自分で決断したら、周りの人はすごく応援してくれて。
あんなに躊躇していたのはなんだったんだろう..。笑


▲ネパールに家族が遊びにきてくれたときの写真

 

今回の渡航の目的は

さて、やっと本題ですが、
今回ネパールに渡航する目的は

 

ネパールに飛び込んだあまのっちを応援しにいくこと!

インターンも半年終わって気合いを入れ直している
あかりんに会いにいくこと!

お世話になっている人に会いにいくこと!

 

そして

仕事を探しに、仕事を作りにいくこと。

4月からネパールで働く!

と決めても就職できるわけがありません。

自ら仕事をつくる。

これが最大のミッションです。

 

とはいえ、日本でできることもたくさんあると思っているし、
日本のためになることもしたい。

いずれはネパールと日本の両方で仕事ができるように
していきたいなと考えています。

 

最近、自分がやりたいことは宣言していくことが大事、
といろいろな人から言われました。

だから、宣言します!笑

 

ネパールにいきたい。

ネパールと日本で仕事を生み出したい。

 

いつも周りで支え、応援してくださるみなさま

本当にありがとうございます!

がんばるぞーーーー!!

 

 

 

眼の前がみえない。人生、迷い羊、状態なう。

この記事を書いた人

f:id:Everestbiu:20180817144623j:plain

天野翔也(あまのっち):

大阪大学4年 22歳
2018年から9月カトマンズ生活開始。
考えすぎる節がある。人生、迷い羊。

わたしたちの紹介 - ネパールインターン生の奮闘記

本文

 

俺のしたいことってなんだろうか。

 

【留学】【海外インターン】って語呂は
めちゃくちゃかっこいい。

 

でも実際、空き時間が多い。

それもそうだ。

 

だって誰も俺の事を知らない。
どこかのコミュニティに属さないとすることがない。

 

所属するコミュニティ。
これが留学で第一にぶつかるカベかもしれない。

 

さて、俺はどこにむかえばいいんだろうか。
孤児院か。ストリートチルドレンを支援する?
日本語を教える?
大学でも通うか?

 

わからない。

 

誰かがいったこと。頭の隅にこびりついて離れない。


【したいこと】≒【すべきこと】

 

自分がしたいことは自分がすべきこととほぼ同等なんだ。

【すべき】とは社会的にとかじゃなくて、
内面からなにかこう、湧き上がってくるもの。
俺がやらなきゃ誰がやるみたいなこと。
世界に必要なこと。

 

日本でネパール人のサポートをしていた。
日本で働くネパール人。
みんな20歳くらいなのに5年くらい日本で働く決意をしている。

 

彼らは苦しんでいた。
言語に。人間関係に。仕事に。環境に。

 

彼らをサポートしたい
そう思ってた。

 

だってネパールを知っている俺がやらなきゃ誰がやる
と思ってたから。

 

もっとみんなに理解してほしいと思ったから。
ネパールの環境を。
20歳にして家族を置いて、5年も海外就労しなければいけない現実を。

 

なんだ。
俺がやりたいことって
すぐそばにあったんだ。

 

日本を変えたい。

 

ネパールで21歳になりました。

この記事を書いた人

f:id:Everestbiu:20180903134106j:plain

福本朱理(あかりん):

東京農業大学 21歳
e-Educationネパールフィールドワークでネパールに初めて渡航
1年間e-Education国内インターンとして活動
現在はIncentive Group of Company農業担当としてインターン

わたしたちの紹介 - ネパールインターン生の奮闘記

本文

ナマステ!あかりんです。

昨日9月2日は21歳の誕生日でした。
お祝いのメッセージを下さった皆さん本当にありがとうございました!
FacebookやLINEなどで頂いたメッセージを読みながら、
こんなに多くの人に祝っていただけることが、
とてもありがたく身が引き締まる想いでした。

f:id:Everestbiu:20180903234342p:plain

 

1年前の誕生日は夏休みを利用した1ヶ月のネパール渡航から戻った直後でした。

 

ネパールに行くんだと決めていた時期。

でも

 

「何をしにネパールに行くの?」

「何のためにネパールに行くの?」

「ネパールに行った後はどうするの?」

 

周りの人の
心配と
暖かさと
純粋な疑問から

何度も問われたこれら質問がとても嫌いでした。

 

「日本以外の国の農業の現場を見たいんです。」

「人脈がたくさんあってひとつの国の農業を勉強するにはネパールが最適なんです。」

周りが納得してくれる答えを探すのに必死で。
でも自分が納得できる答えには一つも巡り会えなくて。

「ネパールに行ったあとの未来が想像できるならわざわざ行かない。」

「ネパールから帰った後のやりたいことが今と同じような、
意味のない1年にはしない。」

そんな反骨精神も心の片隅にあることを自覚しながら。

 

みんなに納得してもらえる私のやりたいことってなんだろう」


自信の無さによって
膨れ上がった承認欲求と
批判に対する恐怖。

断ち切れない不安を
ずっしりと背負いながら。

踏み切れない一歩に
自分自身、苛立ちながら。

 

どうしても断ち切ることのできなかった
他人からの評価に対する意識は
支えてくれる人への甘えと変わっていました。

 

1年前の自分に会ったら

「そんな中途半端な気持ちだったらやめれば?」

と言ってしまいそうなくらい。 

 

 

「わからないけどこのまま大学生活を送ってちゃいけない気がする」

「ネパールが正しいかなんてわからないけど自分を変えたい」

「わからないけどやりたい」

結局私がたどり着いたのはそんなふわっふわな答え。

 

でも
「それでいいじゃん。」

と言ってくれた人たち。

 

なんで今まで見捨てないでくれたんだろうと
本気で思うくらい
未熟すぎる私をずっと支えてくれて期待を込めてくれた。

ネパールに来る前も。
ネパールに来てからも。

 

だから21歳になったこの1年は

今までTAKEしたものを少しはGIVEできるように。

次につながるGIVEができるように。

 

 自分自身も
今まで以上に果敢に挑戦しながら、

これから踏み出す一歩に寄り添える人になりたい。

 

21歳もっともっと楽しい年にします。

 

最後に
ネパールからろくに連絡もせず、好き勝手している私を支えてくれている家族には本当に感謝しています。

【ネパール掲示板】という名前の家族LINEグループが作られた時は
本当にありがたいなと思いました。

このブログを読んで生存確認していただければ幸いです。

これからもよろしくお願いいたします。

ネパールで激むず地図づくり

f:id:Everestbiu:20180831205915p:plainナマステ!あかりんです。

 

ネパールに来てもうすぐ6ヶ月。

最近尊敬してやまない人がいます。

 

その人が・・・

ドーン。

 

f:id:Everestbiu:20180901131344j:plain

伊能忠敬(いのうただたか)さん。

 

「いのうただたか ぜんこくあるき 日本地図」

と小学校5年生の頃、暗唱していたのが懐かしい。。。

 

そんな伊能忠敬さん。

今の私にはスーパーヒーローです。

何がすごいかって、

日本全国の地図を作ったってこと。

それに尽きるんですが。笑

 

と、いうのも。

私は今ネパールの村でコーヒー畑周辺の地図を作っています。

 

と、いうのも。と、いうのも。

どこに道が通っているのか正確にわかる地図が入手できず、

Googleマップに頼ろうとしても、

こんな感じ。

f:id:Everestbiu:20180831204053j:plain

川しかない・・・。

 

 

ちなみに航空写真にするともう少しよく見えるんですが、

こんな感じ。

f:id:Everestbiu:20180831204050j:plain

川と山。

一応見える道。

 

そこから

「ここには新しい道ができた」とか

「これは土砂崩れの跡で道じゃない」とか

「木でかぶって見えないけどここには川がある」とか

話し合いながら完成したのがこちら。

f:id:Everestbiu:20180831204056j:plain

こんな狭い規模の
こんなおもちゃみたいな地図なのに
土地を知り尽くした人にも協力してもらっても
まる1日かかったのに。。。

 

日本全国を歩いて測量した伊能忠敬さんって。。。

もうすごすぎる✨✨