ネパールインターン生の奮闘記

さまざなキッカケから、なぜかネパールに1年間インターン生として活動している「なお」「あかりん」「あまのっち」。わたしたちの葛藤と日々の挑戦。

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紅茶のまち、イラムに行ってきました!②

 

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舛田菜緒(なお):広島大学法学部4年生 23歳         
1年間ネパールでインターンをしていた。
帰国後もネパールに関わる活動を続けている。

わたしたちの紹介 - ネパールインターン生の奮闘記

 

前回に引き続き、イラム訪問レポートです!

イラムへの道中のおはなしはこちら↓

everestbiu.hatenablog.com

 

紅茶の産地 イラム

イラムは、ネパール人なら誰もが知っている紅茶の産地です。

インドの「ダージリンティ」はご存知でしょうか?

イラムはダージリンと国境を挟んでおとなり。

ほぼ同じ環境で、良質な紅茶ができるそうです。

 

まわりを見渡せば、ぜーんぶお茶畑。

 

 

農家さんは、何世代もお茶農園を守っている人たちばかりで
お茶栽培のプロフェッショナル。

カットバックをしたり、背丈を揃えたりといったことまで細かく教えてもらいました。

お茶もおもしろいな〜。

 

最近では、ほぼオーガニック栽培だそうなのですが、

加工業者からの買取価格がオーガニックでないときと変わっていないのが、
コミュニティの課題だそうです。

イラムティもインドの会社に買われ、
ダージリンティ」として売られることも多いのだとか...。

地域が近いだけに、違うものだとも言い難いけど。

それでもやっぱり「ネパール」ブランドとして売ってほしいなーって思ったりします。

 

お茶のまちでコーヒー?

今回わたしたちが伺ったコミュニティでは、

「コーヒー栽培」を始めようという声が高まり、コーヒーの生産者組合を結成。

本格的にコーヒー生産を始めようとしていました。

 

お茶コーヒー

 

収穫の時期がずれているので、お茶の栽培をやめずにできること。

お茶とコーヒーの栽培方法では、似ているところがたくさんあるということ。

意外とマッチするんですね。

 

「イラムティー」自体も、もっと日本の人に知ってほしいけど、

お茶の産地でできたコーヒーもおもしろいのでは?

 

イラムがコーヒーの産地になるのも夢ではない...!

農家さんたちの新しい挑戦を心から応援したい!と思いました。

 

 

実際に、コーヒーを扱っている日本の企業から

コーヒー栽培の指導にきていただいたので

次回はその様子をレポートします!