ネパールインターン生の奮闘記

さまざなキッカケから、なぜかネパールに1年間インターン生として活動している「なお」「あかりん」「あまのっち」。わたしたちの葛藤と日々の挑戦。

Eberestbiu

トビタテ奨学金 デメリット

【トビタテ奨学金制度のデメリット】To応募を悩むひとへ

 

僕の大学で、トビタテ応募期間中の大学主催対策会で
一人、興味深い学生に会いました。

 

その学生は9期の一次審査に通過し、2次審査を明後日に控えていました。

 

何気なく、その学生と話していると不意に彼が一言、

 

「おれトビタテ辞退するわー。明後日、東京行かない。」

 

 

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 「は??」

 

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一ヶ月10数万円タダで貰える奨学金を目の前にして、辞退するってどういうこと??

と頭にはハテナが浮かぶばかり。

 

話を聞いてみると、辞退の理由は

 

・受入先機関が本当に行きたい場所ではない

・現地にいって、もっと自由に感じたまま行動したい

・自分がやりたいことがまだ明確ではない

 

とのこと。

 

その時に僕が思ったのが、

 

「これがトビタテのデメリットだな」と。

 

この学生のような人って、かなり人数がおられるのではないかと思います。
はっきり言うと、そういう人がトビタテに合格して留学しても、
自分が納得できる留学はしづらい。

 

やりたいことがまだ明確ではない人

 

この言葉に当てはまる人は、
トビタテ以外の奨学金制度や私費留学等の道に進む方法もオススメします。

 

トビタテ奨学金制度はとても良い制度で、多く学生の夢を叶えています。
これに僕も支えられて、今があります。

 

しかし、万能ではありません。

 

無いように思えて留学生を応援してくれる制度は他にあります。

 

自分にとって一番良い、一番合った留学のカタチは何なのかを
深く考えてみると新たな道が開けるかもしれません。

 

ここから個人的な話ですが、
僕はこのトビタテ9期生としてネパールに留学する以前に
私費でフィリピンに1年間留学していました。

 

現地で感じたまま行動したい。
と強く感じていたから私費留学を選択しました。

 

留学当初はフィリピン大学に通い始めましたが、
日本人の多さと大阪大学フィリピン語専攻と変わらない現地の授業に違和感を感じ、
2週間足らずで通うことをやめました。

 

もっと深いフィリピン人との交流を求めて、現地企業でインターンを半年間経験。

 

それから首都マニラ以外での生活を求め、
セブ島に生活拠点を移し、そこで再びインターンを半年間経験。

 

インターン中にも数ヶ月間、スラム街に生活拠点を移すなどしました。

 

と、当時の僕はやりたいことが分からず、かなり迷走していていました。

 

しかし私費留学というスタイルを存分に活かし、
積極的・主体的に行動できたと思っています。

 

繰り返しですが、
あなたにどの留学スタイルが一番マッチしているかは、
あなたにしか分かりません。

 

盲目的にならず広い目線で留学を考えることをオススメします!