コーヒープロジェクト最前線① 〜畑1年目の厳しい現実〜
ナマステ!あかりんです!
雨季が始まるこの時期はコーヒーを植える大切な時期。
コーヒープロジェクトの事業計画や組織体制は整ってきたものの、
まだまだ現場は動き出しの段階。
プロジェクトに関わる以上は
現場をしっかり自分で知っておきたい。
そこで!コーヒーの木を植える前段階の穴掘りをしにコーヒー畑まで行ってきました!
カトマンズからバスで4時間。
そこから山道を登ること1時間ちょっと。
そしてアティットダイの家から畑まで山を下ること約1時間。
この道がなんとも険しい。。。
苔の生えた岩は滑るし
雨上がりの赤土も滑るし
斜面は急だし。
村人たちはここをサンダルでヒョコヒョコ歩けるけど
私は一歩一歩足場を探しながら歩く。
「あかりはここ滑っちゃうからね〜」
と言いながら岩肌を削って階段にしてくれるアティットダイ。(ありがとう・・・泣)
そんなこんなで
畑につくと・・・
そこには豊かな森がありました。(もはや畑ではない苦笑)
この森をコーヒー畑にするため草を刈り、土を耕します!!!
兎にも角にも手を動かさないことには始まらないので
集まったメンバーでで草刈り開始。
大体の作業内容は
①草を刈る
②トゲのある草を燃やす
③刈り取った草を運ぶ
④石をどける
⑤穴を掘る
簡単に言うと農地整備なのですが、
農地は斜面だし、数年間使用していなかったので草と木がボーボー!
そのため結構な重労働。。。
機械はないし、あったとしても石が多くて使えないので全部手作業。
耕す農地面積は約1ha。
かかった期間は約2週間。
毎朝7時には家を出て帰るのは19時過ぎ。
家について夕食を済ませると翌日の朝まで爆睡。
最初の2日は家から畑の往復で全身筋肉痛(゚∀゚)。
3日目から草を持つ手が荒れ指紋が消えた(゚∀゚)。
5日目からはしゃがむ体制がきつくて腰が痛い(゚∀゚)。
7日目を過ぎてからは虫に刺されすぎて全身かゆく眠れない(゚∀゚)。
10日目には鎌を持つ手に豆ができ、つぶれ、痛い(゚∀゚)。
13日目には鎌を持つ手から握力が消え去った(゚∀゚)。
・・・正直楽な毎日ではなく。
体力的には結構つらかった・・・。
それでも!今まで現場が動かないもどかしさを抱えていたので、
着実に前に進んでいる毎日がとてもうれしくて✨
一緒に働いてくれる人がいることが嬉しくて✨✨
そして一番大きかったのは現場で働く人たちとの出会い。
次回記事で運命の出会い(?)を果たし、この人のために生きたいと思った笑
そんなウッタルさんを紹介します!