ネパールインターン生の奮闘記

さまざなキッカケから、なぜかネパールに1年間インターン生として活動している「なお」「あかりん」「あまのっち」。わたしたちの葛藤と日々の挑戦。

Eberestbiu

コーヒープロジェクト最前線① 〜畑1年目の厳しい現実〜

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ナマステ!あかりんです!

雨季が始まるこの時期はコーヒーを植える大切な時期。

コーヒープロジェクトの事業計画や組織体制は整ってきたものの、
まだまだ現場は動き出しの段階。

 
プロジェクトに関わる以上は
現場をしっかり自分で知っておきたい。

そこで!コーヒーの木を植える前段階の穴掘りをしにコーヒー畑まで行ってきました!

 

カトマンズからバスで4時間。

そこから山道を登ること1時間ちょっと。

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そしてアティットダイの家から畑まで山を下ること約1時間。

この道がなんとも険しい。。。

苔の生えた岩は滑るし

雨上がりの赤土も滑るし

斜面は急だし。

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村人たちはここをサンダルでヒョコヒョコ歩けるけど

私は一歩一歩足場を探しながら歩く。

 

「あかりはここ滑っちゃうからね〜」

と言いながら岩肌を削って階段にしてくれるアティットダイ。(ありがとう・・・泣)

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そんなこんなで
畑につくと・・・

そこには豊かな森がありました。(もはや畑ではない苦笑)

この森をコーヒー畑にするため草を刈り、土を耕します!!!

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兎にも角にも手を動かさないことには始まらないので

集まったメンバーでで草刈り開始。

 

大体の作業内容は

①草を刈る

②トゲのある草を燃やす

③刈り取った草を運ぶ

④石をどける

⑤穴を掘る

 

簡単に言うと農地整備なのですが、

農地は斜面だし、数年間使用していなかったので草と木がボーボー!
そのため結構な重労働。。。

機械はないし、あったとしても石が多くて使えないので全部手作業。

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耕す農地面積は約1ha。

かかった期間は約2週間。

 

毎朝7時には家を出て帰るのは19時過ぎ。

家について夕食を済ませると翌日の朝まで爆睡。

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最初の2日は家から畑の往復で全身筋肉痛(゚∀゚)

3日目から草を持つ手が荒れ指紋が消えた(゚∀゚)

5日目からはしゃがむ体制がきつくて腰が痛い(゚∀゚)

7日目を過ぎてからは虫に刺されすぎて全身かゆく眠れない(゚∀゚)

10日目には鎌を持つ手に豆ができ、つぶれ、痛い(゚∀゚)

13日目には鎌を持つ手から握力が消え去った(゚∀゚)

 

・・・正直楽な毎日ではなく。

体力的には結構つらかった・・・。

 

それでも!今まで現場が動かないもどかしさを抱えていたので、

着実に前に進んでいる毎日がとてもうれしくて✨

一緒に働いてくれる人がいることが嬉しくて✨✨

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そして一番大きかったのは現場で働く人たちとの出会い。

次回記事で運命の出会い(?)を果たし、この人のために生きたいと思った笑

そんなウッタルさんを紹介します!