ネパールインターン生の奮闘記

さまざなキッカケから、なぜかネパールに1年間インターン生として活動している「なお」「あかりん」「あまのっち」。わたしたちの葛藤と日々の挑戦。

Eberestbiu

コーヒープロジェクト最前線② 〜ウッタルさんとの出会い〜

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ナマステ!あかりんです。

コーヒープロジェクトの最前線!コーヒー畑で出会ったウッタルさん。

 

コーヒー畑に通った2週間。ウッタルさんの人柄に感動しっぱなしでした。

そんな心から尊敬するウッタルさんについて紹介します!

 

ウッタルさんの尊敬ポイント

  1. めちゃくちゃ真面目!
    とっても仕事が丁寧で誰よりも働き者!まわりが休憩していても黙々と一番大変な仕事をしている!

  2. 村人から愛されている!
    言葉通り、老若男女誰とでも

     

    仲良く話すし、子どもたちがニコニコしながらウッタルさんに寄ってくる。村の人はみんな仲良いけれどその中でも飛び抜けて愛されているんだなと伝わってくる。

  3. 何でもできる!
    農作業はもちろん、家畜の世話からカマ研ぎまで何でもできる!
    そしてなんと言ってもウッタルさんの料理がめちゃくちゃ美味しい!!!ほんっとうに美味しい!!!

  4. 計り知れない体力!
    休憩でタバコ1本吸えば基本体力回復してる。笑

 

尊敬の気持ち伝わったかな・・・笑

とにかく本当に働き者でみんな思いの素敵な方なんです!

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立ち上げ段階の今はプロジェクトの中でも一番大変なとき(これ以上に大変なことはないと信じている笑)。

体力的に大変な作業も多い。

一緒に働いた人の中には、1日来たけど、次の日はもうこない人も何人もいました。
決してその人達が悪いとかのではなく、そのくらい大変で、まだ地域にプロジェクトが浸透していないということ。

 

そんな状況の中で、私が畑に通った2週間毎日ウッタルさんは来てくださいました。

(正直、ウッタルさんがこなかったら、私も休もうと思っていた笑)

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 私を「アガ(現地語で妹ちゃんの意味)」とよんでくれるウッタルさん。

畑について作業を始めると、

「こっちのほうが足場が良いからアガはこっちの草を刈りな」

「アガはもうちょっと休んでていいよ」

「アガ手切りそうだからゆっくり刈るんだよ」

と、ずっと気遣ってくれる。

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たまたまウッタルさんと二人だった畑からの帰り道。

「アガはいつカトマンズに帰るんだ?」

「明日帰ります。」

「次はいつ来るんだ?」

「すぐ来ます。」

「すぐっていつ?苗を植えるときには来るか?」

「多分行きます」

「そうか。」

そんな何気ない会話。

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畑の横の道を通る村人に

「ここがコーヒーの畑になるんだ」

と話すウッタルさんの姿。

多くを話したわけではないけれど、
ウッタルさんもこのプロジェクトに想いを持ってくれているのだろうと
感じたことが
嬉しくて、嬉しくて、ありがたくて。

  

ウッタルさんに出会って、

もしかすると、
4年後ここから取れたコーヒーを飲めるかもしれない。

草を刈っている今日からは、とっても遠くて夢のような話だけど。

 

でも。
現場で一生懸命働いてくれる人がいると知ったから。

ウッタルさんの仕事に対する姿勢を見たから。

草刈りをする今日の先には、

遠くても確かにそんな未来がある気がして。

なんとしてもその夢から覚めないように畑に通う。

 

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そして何より、現場で一生懸命働いてくれている人がいる以上、
絶対に成功させなきゃいけない。

幸せになってもらわないといけない。

そんな想いが自分の中でしっかりとした軸になりました。