ネパールインターン生の奮闘記

さまざなキッカケから、なぜかネパールに1年間インターン生として活動している「なお」「あかりん」「あまのっち」。わたしたちの葛藤と日々の挑戦。

Eberestbiu

お肉を食べるということ

この記事を書いた人

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福本朱理(あかりん):

東京農業大学 21歳
e-Educationネパールフィールドワークでネパールに初めて渡航
1年間e-Education国内インターンとして活動
現在はIncentive Group of Company農業担当としてインターン

わたしたちの紹介 - ネパールインターン生の奮闘記

みなさんお肉好きですか?

 焼き肉、ハンバーク、肉じゃが。

美味しいですよね。そんなお肉について考えてみました。

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本文

ナマステ!あかりんです。

お肉について。

 

ネパールでよく食べられお肉は、

鶏、水牛、ヤギの3種類。

 

 

宗教上の理由から牛は食べません。

 

牛はダメなのに水牛は良いの?と思った方!

同感です!!

 

でもネパール人的には別物らしい。

・・・は〜ん (・o・)

 

村にいるヤギも

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鶏も

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 お肉を食べるために育てられ

 

 

ダルバートのおかずになります。

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カトマンズのお肉屋さんには
既にさばかれたお肉が並び、

お店の外には明日
さばかれるヤギがつながれています。

 

 日本だとお肉を見るのは
スーパーに並んでいる状態ですよね。

皮もついていないし、

骨もないし、

料理しやすいサイズに切り分けられていたりする。

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ネパールも日本も
どちらも人が食べるお肉。

 

でもお肉を食べることの意識ってすごく差がある気がする。

 

日本は食材としてのお肉。

ネパールは動物の身としてのお肉。

 

ぶたのお肉で例えると

ピッグなのか。

ポークなのか。

 

鶏の屠殺やヤギの屠殺って結構ショッキングなんですよね。

動物を殺すことをしたい人ってあまりいないと思う。

実際ネパールでは動物を殺してお金をもらうことは汚らわしいと考えられ、

 ネパールで革製品を営むのは一番カーストの低い民族でした。
(現在はカースト制は事実上廃止されています。)

 

だからベジタリアンがいい!

という話ではなくて、

日本ではあまりにも

お肉を食べるには動物を殺しているという事実が

見えなくて、

世界的に見てもベジタリアンという文化が浸透していないことと

相関関係がある気がする。

 

屠殺現場ではたらく人の多くが外国人労働者ということも

どこか臭いものに蓋をしている気がして。

 

ネパールに長期滞在する日本人で
屠殺現場を見てからベジタリアンになったという方も結構らっしゃいます。

 

私自身
お肉にはとっても感謝するようになったし、
レストランでもベジのメニューを選ぶことが増えました。

(ベジメニューの方が安いという理由もだいぶありますが。)

 

「ぶたをクラスで飼って最後にみんなで食べる」
ような映画もありましたが、

お肉について日本でも

もうちょっと考える機会があったらな〜と

もやもや思っているわけです。