ネパールインターン生の奮闘記

さまざなキッカケから、なぜかネパールに1年間インターン生として活動している「なお」「あかりん」「あまのっち」。わたしたちの葛藤と日々の挑戦。

Eberestbiu

ベトナムに行ってきました。

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この記事を書いた人

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舛田菜緒(なお):広島大学法学部4年生 23歳         
1年間ネパールでインターンをしていた。
帰国後もネパールに関わる活動を続けている。

わたしたちの紹介 - ネパールインターン生の奮闘記

 

ナマステ!
シンチャオ!(ベトナム語でこんにちは。)
なおです。

 

実はこの1週間、ベトナムに行っていました。

「日本で働く外国人介護人材」について調べるため。

私の研究のテーマです。

 

なぜこのテーマ?

このテーマを選んだのにはさまざまな理由がありますが、
ネパール人留学生サポートやネパールでの日本語教育活動を通して、興味を持ったのが一番大きいです。

実際、どうなんだろうと。

 

自分がやっていることが意味があるのか、どうすればもっとよくなるのかも同時に考えたいと思いました。

 

社会的にも注目のトピックです。

 最近の国会での議論も話題になっていますよね。

 

なぜベトナムに行ったのか?

日本に住むネパール人も増加していますが、ベトナム人も近年急激に増加しているからです。

5年前 (2012年) の約5.5倍
数にして291,494人ベトナム人が日本にいます。

留学生の数も80,683人と中国、韓国に続いて3番目の多さです。
(平成30年6月末現在における在留外国人数について(速報値),法務省

 

介護の専門学校でも多くがベトナム人の学生だという話もよく聞きます。

 

ネパール人の学生とはよく交流する機会があるけれど、ベトナム人の学生さんに会ったり、お話をしたりする機会があまりなかったので今回行ってみることにしました。

 

 

ベトナムでみたこと、感じたこと

 

今回お話を伺った法人さん、日本語学校さんは、介護分野でのベトナム人の受け入れを
先駆的かつトップレベルでやっていらっしゃるところでした。

 

 

その法人さんの考え方はいたってシンプル。

「人材を育てること」「その人の人生を応援すること」


「人手を海外から買ってくること」

ではないんです。

 

人と人。

 

これは、相手が日本人であろうと外国人であろうと変わらないことであり、

絶対にわすれてはならないことだなと思いました。

 

日本語学校の学生たち

 

外国人労働者というととても大きな問題のように感じるし、
悪いニュースばかりが注目されがちです。

 

実際に外国人の権利が守られていないというケースもあるようですが、

問題が起こるのは、「人手が足りないから後進国の外国人を雇う」という考え方があるからのような気がします。

 

日本に来てくれる外国人を「人材」として育てようとしている会社は少ないのかなと思いました。

 

日本以外にも外国人に来てほしいという国は多いです。

 

介護の分野では特に。

 

日本よりももっと良い条件で働ける環境はたくさんあります。

 

今、来てくれている外国人はどうして日本を選んだのだろう?

日本がこれからも選ばれる国になるためには?

  

まだまだ調査は続きます...。